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映画「炎のメモリアル」の見どころと主要キャスト

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「炎のメモリアル」(原題:Ladder 49)は、ホアキン・フェニックスやジョン・トラボルタが出演している、消防士の人生を描いた映画です。

多くの消防士の映画では、実際の火災現場やレスキューの場面を生々しく描写した、アクション色の強いものが多いですが、この「炎のメモリアル」はどちらかというと、ドラマの要素が強調されている作品となっています。もちろん、実際の現場に出場して炎と闘う消防士の雄姿もしっかりと描かれていますので、消防士ものが好きな人も満足すること間違いなしです。

まず、ホアキン・フェニックス演じるジャックが、巨大な穀物倉庫の火災現場に出場するところから映画が始まります。炎が燃えさかる倉庫の12階までたどり着くと、要救助者を発見し脱出に取りかかります。外へロープを伸ばし、地上に降りようとした瞬間に、大爆発が起きてジャックは吹き飛ばされてしまいます。そして、倉庫内の下のフロアに一人残されてしまうのです。

もはや、自力での脱出は不可能、仲間による救出を待つしかありません。死を覚悟するしかないのかと思った瞬間、今までも消防士としての人生が走馬灯のようにフラッシュバックしてきます。

新人として消防署に出勤した時、署長や同僚が派手なジョークでジャックを歓迎してくれたこと、初めての火災現場で震えながら鎮火と救助を行ったこと。そして、署長や仲間が懸命に消防士として成長するために指導して助けてくれたことをまざまざと思い出します。

このように、「炎のメモリアル」はジャックという一人の消防士が昔の記憶を思い出しながら、成長していく様子を伝えている映画となっています。

9.11のテロの後、消防士の闘いと人生を紹介して彼らを称えるためにこの映画が作られているというだけあって、消防士の心のひだまで知ることのできる作品です。

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