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映画葬儀人アンダーテイカーは日本初の本格ゾンビ映画

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日本に今までなかったゾンビ映画

ゾンビ映画というと洋画のほうが多いイメージですが、実際日本ではゾンビ映画らしいゾンビ映画はなかったようです。そのため、『葬儀人アンダーテイカー』が日本で初のゾンビ映画になります。ゾンビ映画と聞くとそれはそれはおどろおどろしいイメージが先行しますが、この映画は『人を殺せぬゾンビ』ということで、ゾンビ映画でも洋画のようなえぐい印象はあまりありません。

もちろん、穏やかな映画ではありません。本格ゾンビ映画ですから、ゾンビが出てくることに変わりはありません。そのため、ゾンビ好きでないと観るのは厳しいかもしれませんが、日本人のゾンビということで興味本位に観てみると思いのほか楽しむことができます。特殊メイクも本格的で、見どころがたくさんあります。もちろんストーリーも重要ですが、出てくるゾンビたちがあまりにリアリティーなので、ゾクッとします。『探し出す。君を殺すために』というキャッチコピーも、映画の見どころをギュッと凝縮しているでしょう。

ちなみに、アンダーテイカーとは依頼主の代わりに殺人をする人のこと。葬儀人アンダーテイカーでは、殺したくでも殺せないゾンビを、アンダーテイカーの手によって殺していきます。映画ではゾンビとのアクションシーンもありますが、ただぐちゃぐちゃになるだけのシーンはありません。そのため、どちらかというとゾンビによって起こる悲劇や人間模様などを描いているといったほうが良いでしょう。

主演は、オスカープロモーション所属の俳優・小橋川よしと。『警視庁捜査一課9係』や『パッチギ! LOVE&PEACE』などに出演しています。

どこで観ることができる?

葬儀人アンダーテイカーは、2012年に公開された映画です。そのため、公式サイトもなく、YouTubeでの予告動画しかありません。しかし、2015年10月2日にDVDが販売されますので、全国のレンタルショップで借りることができます。本格的なゾンビ映画なので、映画好きは存分に楽しめること間違いありません。

とはいえ、邦画のゾンビには賛否両論もあります。やはりゾンビは西洋人のイメージが強いですし、洋画ならではのキャラクターだからです。逆にいえば、西洋人がサムライを演じ違和感があるのと同じではないでしょうか。しかしなかには楽しめたという意見も多いですから、まずは観てみるに限ります。DVDには、監督が企画書用に描いたゾンビやキャラクターのイラストなども見ることができ、特典映像は製作者の意気込みなど伝わってくるのではないでしょうか。

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